「.......あっ.........えっ?」
目を覚ました
カナは、しかしすぐには自分の置かれている状況を把握出来なかった。
軽い頭痛と目眩、そして吐き気。
あと自分がベッドに横たわっている事だけはなんとなく認識出来た。
(...貧血でも起こしたのかな?)
すぐに体を起こそうとするが上手く起き上がる事が出来ない。
それもそのはず。
カナの両手は背中に回され両手首を紐で縛られていたからだ。
自分の身に起きている異常な事態に頭が全く追い付いてこない。
「....はっ?ちょっ...なにこれ...」
自分の身に起きた異変を確認しようとした時、更なる異常事態が
カナを襲った。
「......???...っ!?」
なんと一糸纏わぬ全裸姿ではないか!
洋服はおろか下着すら身に付けていない。
陶器のような白くスベスベした肌は外気に晒され、
女の子として最も大事な場所を隠すものは何も無かった。
「...えっ...やっ!」
本能的に両手で秘所を隠そうとしたがその両手は縛られていて全く動かせない。
ゾゾゾッ血の気が体から一気に引いていく。
何が起きているのか全く分からない。理解出来ない。
体の芯からせり上がってくる恐怖と不安に圧し潰されそうになった
カナは
大声を出して助けを呼ぼうとした。
しかしその時、
カナの視界に一人の男が映った。
下卑た笑みを浮かべこちらを見下ろす男。
それは
カナの兄、
玲司の姿だった。
カナが目覚めるその一刻前、
玲司は
カナが部屋に入ったと同時に動き出した。
この日の為に用意しておいた『5MeO-DMT』という薬物を机の引き出しから取り出した。
『5MeO-DMT』はドラッグの一種だが
海外のサイトを使えば容易に入手出来るシロモノだ。
クロロホルムなどよりも遥かに効果的に相手の意識を奪う事ができる悪魔の薬。
気体化させなければ使えない所が難点だが、
玲司はこれを自作の吸引機を作る事でクリアした。
一度、自分に試してみたが、数十秒で意識を失った。
その後の目覚めは頭痛と吐き気を催す最悪のものだったが...
吸引機を持ち出すと
玲司は静かに
カナの部屋へと向かった。
ドアをソッと開き、中の様子を伺う。
カナは鏡に向かってちょうど髪をとかしている所だった。
背後は全く意識していない。
(チャンス...!!)
静かにドアを開けると、足音を立てずに
カナの背後に忍び寄った。
もちろん鏡に自分が映り込む様なヘマはしない。
ガバっ!!
左腕で体を抱き締めるように回し込み、
カナの両腕の自由を奪う。
その上で右手で素早く
カナの口と鼻を吸引機でスッポリ覆った。
ボタンを押せば意識を奪う悪魔の薬が出てくる仕組みだ。
カナは一瞬何が起きたのか分からず硬直していたがすぐに身を捩り暴れ出した。
しかし、その時大きく息を吸い込んでしまい大量の気体を吸い込んでしまった。
抵抗が少しずつ弱まると、数十秒程で意識を失いグッタリとした。
玲司はそれを確認すると
カナの体を抱き抱えベッドに運ぶ。
これからめくるめく実験の始まりだと思うと股間がむずむずと蠢き出す。
今すぐ
カナを引ん剝いて幼膣に剛棒を捩じ込み、
めちゃくちゃに犯したい所だが、意識が無ければそれはつまらない。
玲司はカナの洋服を丁寧に脱がすと、
こちらも用意していた紐で
カナの両手を背中で縛り上げた。
カナが目を覚ますまで、もうしばらくの辛抱だ。
ギンギンに聳り立った己の剛直をなだめながら、
玲司は静かにその時が来るのを待った。。。
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